DAI CHU SHOW

2013年12月21日(土)〜28日(土)の7日間 、府中市美術館市民ギャラリーとLOOPHOLEを
会場にして、20名の現代美術の作家が集い「最近の抽象」をテーマに展覧会を開催します。
 
 
******
 
ダイ チュウ ショー 最近の抽象

■ 参加作家
秋山 幸 池崎拓也 今井俊介 EKKO O JUN 大久保あり 大槻英世 荻野僚介 門田光雅
鹿野震一郎 木下令子 木村俊幸 佐藤克久 佐藤万絵子 椎木静寧 末永史尚 五月女哲平
髙木大地 高橋大輔 玉井健司 → artists

■ 会期
2013年12月21日(土)〜 28日(土)*24日(火)は休館

■ 会場[開館時間]
① 府中市美術館 1階 市民ギャラリー(東京都府中市浅間町1-3 → web)[ 10:00-17:00 ]

② LOOPHOLE(ループホール 東京都府中市宮西町1-15-13 → web)[ 12:00-19:00 ]

①②ともに観覧無料
 
■ 座談会
「‘最近の抽象’は、どこにあるのか? 企画者、出品作家と探していきまショー」
木村俊幸 × 出品作家 × 神山亮子(府中市美術館学芸員/司会)
日時:12月28日(土)14時〜
場所:府中市美術館 1階 市民ギャラリー
参加無料・予約不要
 
■ アクセス → map

■ 主催
DAI CHU SHOW展実行委員会・府中市美術館
 
■ 協賛
いまココ OBLITERATION RECORDS See Saw gallery+cafe PACAAN
 
■ 協力
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 青山|目黒 HARMAS GALLERY
VFX studio LOOPHOLE galeria de muerute gallery21yo-j 児玉画廊 ShugoArts
HAGIWARA PROJECTS MIZUMA ART GALLERY

■ 問い合わせ先
LOOPHOLE(ループホール Tel/Fax 042-401-1633)

■ Facebook → daichushow
 
■ チラシ (1MB) → flyer.pdf

flyer.pdf
 
 
■ 「僕らの観ている現実は、半分が脳で作り上げ、投影された個々の思い込みのイメージ
である」という考え方がある。その閃きは、もはやSF映画やドラマばかりのものではな
く、物理学の世界にも及んでいるようだ。確かに物理学者は、抽象的にしか語られなかっ
た謎の物質の存在を見出し、今では霊やUFO / UMAや怪現象に至るイメージを作り上
げる人間の脳内宇宙の抽象性に着目している。僕らの脳内の「宙」に投影される曖昧なイ
メージは、物質化する可能性を抱いているというのだから驚きである。だとすると、毎年
現れるウイルス、怪奇現象や惑星の発見に至るまでもが私たちの抽象的な概念の産物と考
える事ができる。つまり、人類の総体としての無意識が自然を相手に仕掛けて現実を作り
上げているという事になるのだ。なんだか狐につままれたかのようだ。
 「抽象」とは一体何なのだろう?
—— 現代の美術において、そして思考と作法において大きな影響を及ぼした「抽象」とい
う概念は、20世紀の終わりとともに過去の遺物になってしまったのだろうか。そもそも
「抽象」とは、人がイメージを抱き、形にするとき、その時代の価値を超えて密やかに干
渉してくる時を超えた無意識のパターンなのではないだろうか。僕の周囲の作家達はそれ
を受信し、編み上げ、静かに世界に向かって投影してきた。彼らは黙したまま現実を作り
上げ、空間に押し戻し、我々にその一端を垣間見せてきたのだ。それはまるで、水たまり
に見る光の波紋のようにも思え、僕は不意に弧を描くそれと無条件に戯れ、笑い、踊りた
い気分に駆られてしまう。目を閉じる。すると、パッと新たな色彩が目前に広がり、永遠
のパターンが現実に干渉してくる… それは、物理を超えてやってくるものなのだ。そして
必ずしも、誰もが信じなくてもいい。
  現代のリアリティを受容した作家それぞれが、個々の思い描く「宙」を「抽出」し、
「大・中・小」というスケールで描く、そして、その場から多角的に、且つホログラフィ
ックに投影される7日間があるならば、そこは必ず未知の感覚が揺らめき、常に波紋を広
げて未来を生成する不可思議な舞台『ダイチュウSHOW』になるはずだ。我々はその感覚
に触れることができる。

         木村俊幸(DAI CHU SHOW展実行委員長・LOOPHOLE主宰・画家)
 
 
******
 
■ 同時開催(会場:府中市美術館)
「O JUN-描く児」(12月21日〜2014年3月2日 *観覧料700円 *入場は閉館30分前まで → web
「公開制作60 石田尚志」(12月21日〜2014年3月2日 *観覧無料 → web